奇しくも、地震があった3月11日の午前中、我が社の工場では、
宮城県の生協さんと同県の製粉工場の依頼によって、
宮城県産オリジナルまんじゅうの試作をしていました。
我が社の伏流水との相性が良い粉だったからでしょうか、
一度の試作で、完成品が出来上がり、
午後には、宮城へ発送しようと準備を進めていたのでした。
その頃、あの巨大地震が起こってしまいました。
宮城県の依頼者とも連絡がつかなくて、試作品も届けられないまま、4月になりました。
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先週、現地に荷物を送れることがわかり、送る準備を始めました。
その際、私に与えられた役目は…仕事は…、
試作完成品とともに届ける、被災者の皆さんへの手紙を書くことでした。
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「スピリチュアルのプロなのですから、被災者の皆さんの心に届く手紙を…
よろしく頼みます。」と、頼まれました。
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私は、被災した製粉工場の皆様にあて、商品に手紙を添えるとともに、
そこに心から…祈りを込めました。
スピリチュアルのプロだから…
祈りという、見えないもの。
けど、何よりも強いパワーが届きますようにと。
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週が明け、宮城に試作完成品にお手紙を添えて、出荷しました。
そして、6日の朝に、製粉工場の社長様から、荷物が届いたとの連絡がありました。
社長様は、「お手紙をいただいてありがとうございました。涙が溢れて止まりませんでした。
本当に嬉しかったです。元気がでました。」と、
電話口で泣きながら、そうおっしゃっていたそうです。
そして、今朝、「いただいたお手紙をコピーをして、全社員に配りました。
みんな大泣きしてました。そして、みんな勇気と元気がでました…と言っています。
本当にありがとうございました。」と、社長様から、お電話でご報告いただきました。
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私には、手紙を書く機会が多くあります。
文字や言葉とともに、思いを込めています。
思い…それが祈りになっています。
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以前、受けたリーディングでは、
「あなたは、思いの非常に強い方です。
その思いの強さから、いろいろな物や人を引き寄せる力や縁が生じています。
… 当然、お祈りをすれば、お祈りの効力が確かめられます。
… 表に表われ出る行動は、その結果や反映に過ぎず、
実際は、心のエネルギーの行き来であることをあなたは分かっていらっしゃるのです。」
そう伝えていただきました。
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それは、思いが強いと知らずに… 想念の使い方もよくわからずにいた時のこと…
祈るとその通りになって、正直、自分でも、びっくりしていましたし、怖かったです。
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思ってはいけない。祈ってはいけない。
そう心に決めていた時期もありました。
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けれど、この十年くらいでしょうか…
祈りはじめました。
封印解除しました。
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先週末、また、肺気胸の症状があらわれていましたが、様子を見ていました。
2、3日は、とても痛かったし、苦しかったのですが、
4、5日したら、良くなってきていました。
けど、以前、医師から「肺が完全に膨らまないまま固まってしまうようだったら、
外科的な処置をしないと…」と言われていましたので、
昨日、念のため病院へ行って検査をしてみました。
今回は、これまでの4回の経験から、感じたことのないものすごい痛みがありました。
でも、回復も早かったように感じていました。
検査の結果、感じていたとおり、肺が膨らんで、戻っている最中でした。
けど、ここから、完全に元通りにならないといけないのです。
先生が、「このまま戻るといいね。」とおっしゃいました。
私は…「先生、もう、これで5回めです。しかも今回は、いままでなったことのない
左の肺です。こんなに頻繁になっていて… 一体、どうしたら、いいのでしょうか?」と、
思わず愚痴をこぼしてしまいました。
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先生は、その問いに答えてくれました。
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「祈りなさい。」と…
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あ〜、やっぱり、祈るんですね。。。
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やはり、祈るということが、私のお役目のひとつであることは、間違いないようでした。
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読んでくださってありがとうございました。