昨日、大雨の中、今年、縁あって出会った、移動カフェのマスターに偶然に会った。
彼とは、偶然?ばったり?会うのです。(笑)
きっと、今日、会うことになっていたんだなぁ…と感じました。
こんなことはもう無いだろうと、豪雨の中、彼の入れてくれたカフェラテを頂きました。
彼とは、3年過ごした小樽を離れ群馬に戻ると決心した数日後に、私は出会いました。
一週間後には、移動カフェを閉店するという彼の心境を、雨音の中、
彼は静かに語りはじめました。
彼は、「コーヒーの魅力に引込まれてここまできたんですが・・・
いや、これからも、群馬に帰って、やっていくんですけどね・・・
好きでやっている・・・それは、そう、ホントなんですけどね・・・
だからって、楽しいって訳じゃないんですよ。
お客さんが少ない日があるんですけどね、そんな時、ひとりでぼーっとしていると、
寂しくなってね。なんか、おかしくなっているんですよ。僕・・・
体は80代、心は70代なんです。」
えっ…?彼は27歳。彼のオーラは、彼の言葉通りに老化していました。。。
その時には、最初に出会った時、熱く熱く、愛するコーヒーと共に生きている自分を
そして人生を自慢げに話していた彼は、どこかに行ってしまっていました。
自分が好きなことをして、また仕事としても続けていくことは、
人生を豊かなものにしていくばかりではないのかもしれません。
好きなことだから…一生懸命にがんばってきた自分、がむしゃらだった自分
そんな自分に疲れてしまう時があることを感じました。
私が彼に出会ったのも、そんな自分に気づくためだったのかもしれないなぁ。。。
自分を愛して、大切にして、そして自分の魂を受け入れて、自分の人生に恋をする。
それができたらな・・・と思う。
もうすでに、できているのかもしれない。
まだまだ、と思い込む自分がいるだけなのかもしれない。
そんな時は、何かをしなければ自分を愛せない、そんな自分を手放しなさい。
豊かになりなさい。
自分の奥深くから、そう、ささやく声が聞こえてきます。